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人形劇団クラルテは、乳幼児〜大人向けまで、1人で演じる人形劇〜ホールで上演する大型人形劇まで、様々なタイプの人形劇作品を製作・上演しています。会場条件や観劇人数、対象年齢等により上演できる作品が異なりますので、それぞれの作品ページで詳細をご確認くださいますようお願い致します。
パンフレットの送付依頼は下記まで。
06-6685-5601 06-6686-3461
※お電話でのご対応は、平日・土曜日10時〜17時30分(日・祝休み)とさせていただきます。
office@clarte-net.co.jp
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何がそんなにうれしいのか 何がそんなに面白いのか
何にもたとえようがない 人形劇をみているこどもたちの笑顔です。
人形劇の中で 人形がおいしそうに食べたりんご
そのりんごをおそるおそる拾い しげしげとながめ
パクリとかぶりつき それが作り物であるとわかっても
それでも劇の中のりんごは本物だったと思っている
あの小さい人たちは どこからきてどこへ行くのでしょう。
人形劇団クラルテはこの小さい人たちに 人形劇をみてもらうことを無上の喜びとし
今日も北から南まで走ります。
おひさま劇場は、主に幼稚園・保育所への巡回公演作品です。
主に2人組で上演する2本立て1セットの作品で、メンバー構成によって上演する作品が異なります。
(作品の組み合わせは決まっています。)
上演時間|2作品あわせて約1時間
対象年齢|幼児〜小学生低学年 最適観劇人数|120名以内
会場条件|幼稚園・保育園の遊戯室、公民館の集会室などフロアー形式の小会場
長い冬が終わり、くまのおうちにとうさんが帰ってきました。こぐまは大喜びでとうさんと森の散歩に出かけます。大きくて強くてなんでも出来るとうさんみたいになりたいな。
自然の木を生かした舞台とクラシックギターの弾き語りに乗せて、素朴で温かい世界を届けます。
原作|佐野洋子(小学館刊) 脚色|宮本敦 演出・美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約20分)
ある家に、釣りの好きな5才のねこと98才のおばあさんが住んでいました。ねこが外へと誘っても「やめておくわ、だってあたしは98才だもの」が口癖のおばあさんの99才の誕生日。ねこはローソクを買いに行き、帰り道で落としてしまいます。ケーキの上のローソクはたったの5本になってしまって・・・。
原作|佐野洋子(フレーベル館刊) 脚色|宮本敦 演出|西村和子 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
うさぎは、長い冬を過ごす為のおうちを作ります。それを見たくまもイヌもニワトリも慌てておうちを作ります。でも、キツネはうさぎのおうちを横取りしてしましいます。さて、大事なおうちは取り返せるか? バラライカの音にあわせた、ゆったりした人形劇です。
1996年度 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
脚本|松本則子 演出・美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
森の中にかわいいパン屋さんが開店します。でもパンを焼いているのはゴリラくん。お客さんは怖がって逃げてしまいます。がっかりしょんぼりのゴリラくん。でも、うさぎのこどもは平気です。パンを食べてびっくり! おいしいのなんの! ゴリラのパンやさんに、お客さんは来てくれるのでしょうか?
1996年度 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
原作|白井美香子 原画|渡辺あきお ©Mikako shirai, Akio Watanabe
脚色・演出|松本則子 美術|西島加寿子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
「まるまるふとったうさぎが食べたいなあ!」
ある山の森の中、木の実に飽きたきつねが、大きなおふろを作りました。お風呂に入りにきたうさぎを捕まえる作戦です。ところがやってくるのは鹿、サル、渡り鳥たちに大きなくま。みんな大喜びでお礼の品を置いて行きます。冬が近づく山の中のドキドキ・ポカポカの人形劇。「さあ、きつねのおふろですよ! あったまりますよ!」
原作|国松エリカ(偕成社刊) 脚色・美術|永島梨枝子 演出|藤田光平 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約20分)
くまが黙々と野良仕事をしています。何の種を蒔いているのか、何を育てているのか、毎日違う動物がやってきてたずねるけれど、「ふん、ぼくのかってだろ。」と相手にしないくまに、みんなは怒ってしまいます。でもそのうち野原一面が色とりどりの花畑に! そして、くまがとった行動とは??
原作|佐野洋子(偕成社刊) 脚色|東口次登 演出|西村和子 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約20分)
◯・△・□の違った形が遊んで、動いて、吹っ飛んで、いろんなものに形を変えて、想像の世界がどんどん広がる、不思議で楽しい人形劇です。
作|松本則子 演出|西村和子 美術|松原康弘 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約20分)
一軒の古いおうちに、めんどりといぬとねことねずみが住んでいました。いぬとねことねずみは、お食事の用意も片づけも草刈りも、めんどりに任せきり。パタパタと一人忙しく働くめんどりは、ある日小麦の種を見つけます。小麦を育てるのもめんどりだけ。そのうちに小麦はたわわに実って小麦粉になり、そして美味しいケーキが出来上がります。みんなは大喜び! さて、このケーキは誰が食べるのかな?
脚本・演出|松本則子 美術|齋藤裕子 音楽|藤田光平
(上演時間 約25分)
ごんべえさんは美しいお嫁さんにうっとり。お嫁さんの姿が見えないと仕事が手につかないごんべえさんは、その姿を絵に描いて持って行きます。ところが風が吹いてその絵が飛んでしまい、こともあろうに殿様の顔にペタ。
絵姿を見た殿様もうっとり。この女の人を連れて参れと家来に言いつけます。日本の民話を素材に、大らかな愛をユーモアたっぷりに上演します。
1996年度 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
脚本・演出|松本則子 美術|三木孝信・西島加寿子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
働き者のうさぎが汗水流してやっと育てたトウモロコシをカミキリムシが来てよこせと言います。実ったらあげると約束してなんとか帰ってもらうと、次々に動物たちがやってきます。みんなにあげたらうさぎの分がありません。うさぎが嘆き悲しんでいるところへ猟師さんが通ります。さて、トウモロコシは誰のものになるでしょう。
1978年度 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
脚本|吉田清治 演出|西村和子 美術|永島梨枝子 音楽|橋本一江
(上演時間 約25分)
村の人におもちをもらった和尚さん。小坊主のクマ・タツ・トラに内緒で食べようと考えます。一方小坊主たちは和尚さんに独り占めされてはかなわないと、これまたあれこれ考えて、クマは「ふーふー」に、タツは「パタパタ」に、トラは「うまい」という名前に変えてもらうことに。さてこの勝負、どちらに軍配が上がるかな?
脚本|吉田清治 演出|山田暁美 美術|万玉秀樹
(上演時間 約25分)
一番目の子ぶたは藁のおうち。二番目は木のおうち。おおかみがやってきておうちを吹き飛ばして子ぶたたちを食べてしまいます。さて三番目のレンガのおうちのこぶたは、おおかみに食べられたかな? それとも、もしかしたらおおかみを食べてしまったかな? 民話の面白さを十分に生かし、新しい舞台表現で子ども達を人形劇の世界へ誘います。
1993年度 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
訳|瀬田貞二(福音館書店刊) 脚色|吉田清治 演出|西村和子 美術|万玉秀樹 音楽|金田裕子
(上演時間 約25分) ※英語でも上演可能です。
昔むかし、ある部屋の飾り棚の上にいた木彫りのおんどりさんが、外へ飛び出し手紙を拾います。手紙には「ポリチーノの結婚式においでください」と書いてありました。おんどりさんは喜んで、結婚式へと向かいます。その途中、めんどりさんに出会います。めんどりさんも一緒に歩いていくとがちょうさんに出会います。そうして次々仲間が増えてみんな一緒に歩いていると、狼がやってきて・・・。イタリアの昔話を繰り返しの歌に乗せて楽しく上演します。
脚本・演出・美術|吉田清治 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
昔むかし、心の優しい爺さん婆さんと、意地の悪い爺さん婆さんが隣り合わせで住んでいました。雪の降る寒い日、心の優しい爺さんが笠を売りに出かけ、一つも売れずに野中のお地蔵さんにあげて帰ってきます。お地蔵さんはお礼にもち米をどっさり爺さんにあげました。それを知った意地悪な爺さんは・・・。日本の昔話をほのぼのとした人形劇で上演します。
脚本|高平和子 演出|西村和子 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
しずかなしずかな森の中。そっと耳を澄ませてごらん・・・風の音・・・木がゆれる音・・・そして、とぷとぷとぷ・・・。
あれはなんの音? はりねずみの親子が散歩しているのかな? ペーパークラフト風の人形が深い深い森の中の、小さな生き物たちを静かに演じます。味わい深い人形劇です。
1994年度 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財
原作|マルシャーク 訳|内田莉莎子(福音館書店刊)©Risako Uchida 1963
脚色・演出|高平和子 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約15分)
元気で働き者のソーニャを新しいお母さんはよけいものにします。お母さんはソーニャを森の魔女、バーバ・ヤガーのところへお使いに行かせます。二度と戻れないかもしれません。でもソーニャは元気に出かけます。
マトリョーシカ人形のようにかわいいお話です。
1994年度 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
脚本・演出|奥村佳子 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
アフリカの大地に夜がきます。空にぽっかり浮かんだ月を見て、夢見るカマキリは思いました。「なんて大きな月だろう。あの月に乗って空を渡りたいなあ」月をとりたいカマキリは高い木に登ったり、長い棒の先に輪をつけて月をひっかけようとしたり・・・。アフリカの打楽器や人間の声を使って、豊かな音とともに演じる幻想的な人形劇です。
2000年度 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
脚色・演出|高平和子 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約15分)
ねえ、みんな知ってる? 小さな命がいっぱいあるってこと。ちいさい命のずんぐりイモムシが歩いています。ゆっくりゆっくりと。そこへダイクバチやクモたちがやってきて、ずんぐりイモムシをからかいます。元気をなくしたずんぐりイモムシにオレンジイモムシが声をかけます。そして大勢のイモムシ達が楽しくおどり、美しく大変身していきます。
2000年度 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
脚色・演出|高平和子 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約20分)
狼に襲われそうになった2匹の子山羊を助けたのは、なんと同じ山羊のアナイでした。アナイは「メェーメェー」と啼かず「ボールボール」と啼きます。そのほうが勇気がわいてくるからなんです。ゆうかんなアナイが、乱暴な狼や熊を「ボールボール」と追い出してしまうお話。子どもたちの目の前で、毛糸のセーターがいつの間にか山羊や狼に大変身。独創的な人形劇です。
脚本|高平和子 演出|奥村佳子 美術|高平和子・奥村佳子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約20分)
雪と氷で食べ物がなくなり元気のないお婆さんの為に、お爺さんは裕福な弟夫婦のところへ食べ物を貰いに行きますが、相手にされません。そんな折、お爺さんは吹雪の中、二羽の白鳥が舞い降りて、美しい娘たちに変身するところを目撃します。娘たちが「キジクティク キジクティク」と呪文を唱えるとごちそうが一杯に・・・。『キジクティク』は幸せを運ぶ言葉。真っ白な雪の世界とやがて来る春の訪れをファンタジックに表現した人形劇です。
脚本|高平和子 演出|奥村佳子 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約20分)
のっそりのそのそ
にょろりん♪
にょろりん♪
おさんぽの大好きなへびくんは、今日もおでかけしました。原っぱに行くと、あれれ?水たまりがいっぱいでした。にょろりーんとへびくんが渡ろうとすると・・・。カラフルな人形たちが温かい世界を表現します。
原作・絵|いとうひろし(すずき出版刊)
脚色|大下貴史 演出|高平和子 美術|西島加寿子 音楽|一ノ瀬季生 監修|西村和子
(上演時間 約20分)
ある日、迷子の卵から恐竜のアンキロサウルスの子どもが生まれました。おとうさんもおかあさんも見つからず、ひとりぼっちの恐竜の子は「さみしいよ・・・」そこへやってきたのは・・・お腹をすかせたティラノザウルスでした。「ヒヒヒヒ。おまえ、うまそうだな。「おとうさん!」「エエッ。な、なんでおれさまが、おとうさんなんだ!?」
ずっと昔、恐竜たちが住んでいた世界で出会った2人(?)のちょっとおかしくて、そして心温まるお話です。
原作・絵|宮西達也(ポプラ社刊)
脚色|松本則子 演出|藤田光平 美術|松原康弘 音楽|一ノ瀬季生 監修|西村和子
(上演時間 約25分)
気のいいおんどりが一羽いました。朝になると、きまって高い木の枝で時つげます。おんどりは考えます。一日くらいお休みがあってもいいのになあと。そこへ狼がやってきて、それじゃあ替わってあげようか?
おんどりを食べようとする狼が、おんどりの気の良さにまんまとしてやられる、民話の精神をもったオリジナル作品です。
作|吉田清治 演出|西本則子 美術|藤井加代子 音楽|幸まさ江・高平和子
(上演時間 約30分)
山のてっぺんに赤い花が三つ、美しく咲いていました。でもそれは、やまんばが人寄せに咲かせていたのです。
その花を見上げるお寺の小僧さんが言いました。「花を取りに行きたい!」和尚さんはとめても聞かない小僧さんに、お札を三枚持たせます。山の上にはきれいな娘さんがいて・・・。みんながよく知っている三枚のお札の昔話をベースに、小僧さんの心の成長をコミカルに上演します。
脚本・演出|松本則子 美術|永島梨枝子 音楽/一ノ瀬季生
(上演時間 約30分)
タムタムは"踊り"が大好きなアフリカの男の子。タムタムの父、トムトムは腕のいい猟師。でも近頃河では魚が一匹も釣れなくなり、父さんは竜の棲む緑の河まで漁に出て、竜を釣り上げてしまい、怒った竜に踊り続けろと言われます。しかし踊り疲れた父さんは河の底へと沈められます。帰ってこない父さんを探して、タムタムは緑の河へ向かいます。さあ、今度は、竜とタムタムの踊りの競争が始まります! 大らかな大地の音と、楽しいリズムが子どもたちのからだの中を駆け抜けます。
1991年度 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財
脚本・演出|三木孝信 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
湖のほとりにウサギの家がありました。ある日、ウサギの留守中に、変な生き物が入ってきました。
戻ったウサギが家に入ろうとすると、「おれはグイッチョグイッチョだぞ。おれは木だって食べちゃうし、ゾウだって踏みつぶす! あっちへ行け! でないとお前を踏みつぶす!」さあ大変! 色々な動物たちがやってきて、グイッチョグイッチョを追い出そうとするのですが・・・。グイッチョグイッチョの正体は何なのか、ウサギと一緒にドキドキしながらご覧下さい。
脚本・演出|東口次登 美術|西島加寿子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
昔むかし、あるところに爺さんと婆さんがおりました。婆さんが川へ洗濯に行くと、川上から箱が2つ流れてきました。「からっぽの箱はあっちへ行け、中身のある箱はこっちへ来い。」箱の中にはでっかい瓜が1つ。その瓜を切ってみると、なんと可愛い赤ん坊が飛び出しました。やがて赤ん坊は美しい瓜子姫になりました。そこへ、いたずら者のあまんじゃくが山から下りてきて・・・。誰もが知っている瓜子姫とあまんじゃくの、ほのぼのしたものがたりです。
1986年度 国際エスペラント人形劇フェスティバル特別審査員賞
脚本|吉田清治 演出・美術|万玉秀樹 音楽|杉田信博
(上演時間 約25分)
森の中におかあさんやぎと七ひきのこやぎが住んでいました。おかあさんやぎは「狼はお前たちを食べる悪いやつで、声はガラガラ、手も足も真っ黒だから気をつけるんだよ」と言って出かけました。しばらくして、扉をトントンとたたくものがあります。「おかあさんだよ、あけておくれ」とガラガラ声で言っています。狼だ、狼だ、さあ大変!
1985年度 厚生省中央児童福祉審議会特別文化財
原作|グリム 脚本|吉田清治 演出|松本則子 美術|吉田清治 音楽|山田暁美
(上演時間 約25分)
春近いまだ雪の残る森の中の家に、おおくまさんと、ちいくまちゃんが暮らしていました。
ある日、ちいくまちゃんはひとりでお留守番をすることになりました。森もおうちもしーんとしています。と、突然どおんと扉が開いて、小さい小さいくまの赤ちゃんがそりに乗って飛び込んできました。まだまだ甘えん坊のちいくまちゃんは、風の音やキツツキの木を叩くような音にびっくりしながらも、赤ちゃんとがんばります。
2000年度 厚生省中央児童福祉審議会特別文化財
作・演出|西島加寿子 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約20分)
元気なこぶたちゃんが、りんごの木に行くと、なんと狼が引っ越してきていました。「やさしい狼なのか」「こわい狼なのか」確かめなければと、こぶたたちは、こぶたの人形をきつね博士に作ってもらいます。こぶたの人形は、「おおかみさんにうかがってきます」と元気よく出かけたのですが・・・。手作り楽器と木彫り人形のちょっと不思議な人形劇。
2000年度 厚生省中央児童福祉審議会特別文化財
原作|小沢正(ポプラ社刊) 脚色・演出・美術|西島加寿子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
ある日のあひるさん、ありったけのお金を持って帽子を買いに出かけます。買った帽子はピンクの水玉模様。あひるさんはおしりふりふり自慢しながら歩きます。ところが帽子は一人で飛んでいってしましました。「なんて生意気な」とあひるさんは必至でおいかけます。さあ、あひるさんの帽子は返ってくるのかな?
原作|神沢利子(福音館書店刊) 脚色|松本則子 演出・美術|西島加寿子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約20分)
こぶたくんとうさぎさんが「郵便屋さんごっこ」を思いつきました。ポストを作ります。宣伝もします。「ポストができました」「手紙を入れてくださーい」野原を一周して帰ってくると「やったー」ポストにお手紙が入っていました。しかしそれは「森のおおかみさん」宛てなのです。「こわいけどがんばる」と2人は森へ出かけます。
原作|小沢正(ポプラ社刊) 脚色|東口次登 演出・美術|西島加寿子 音楽|扇雀阿女
(上演時間 約20分)
ダンボールを切って、さて何が出来るかな?
さんぽのだーいすきなぞうくん。さんぽさんぽと歩いてかばくんに出会います。かばくんを背中に乗せて歩いて行くと、今度はわにくんと出会います。子どもたちの大好きな絵本「ぞうくんのさんぽ」をダンボールの切り紙人形とフライパンを楽器にした音楽でコミカルに上演します。
原作|なかのひろたか(福音館書店刊) 脚色・演出|西村和子 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
2人の姉妹がいました。姉は今の母の子ではなく、いつも井戸の横で糸車を回しています。妹はわがままで、すぐ姉をいじめます。ある日姉は、糸巻を井戸の中に落としていまい、井戸の中へと捜しに行くはめになります。
井戸の底は雪を降らせるホレのおばあさんの国。心の優しい姉はホレのおばあさんを助け、きらきら光り輝く服を着て帰ってきます。それを見て、妹も井戸の底のホレのおばあさんの国へ行きますが・・・。グリム童話をアコーディオンの生演奏にのせてゆっくりゆっくり伝えていきます。
原作|グリム 脚本・美術|吉田清治 演出|西村和子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
森の中。三びきのくまさんが住んでいました。大きいくまと中くらいのくまと小さいくまは、散歩に出かけます。ゆっくりのんびり森の空気をいっぱいすって、おうちへ帰ってくると・・・おや?
「だれだ、ぼくの蜂蜜入りのスープをかきまわしたのは」
「だれだ、スプーンをお皿の中にしずめたやつは」
「だれだ、僕のスープを飲んじゃったのは」
有名なイギリスの昔話を木彫りの人形で演じます。
脚本|吉田清治 演出|西村和子 美術|吉田清治 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約20分)
ぐずぐずしていて、叱られてばかりいるグズリーノ。
森の中で迷って鬼の家に入ってしまいます。鬼に食べられない為にせっせと働くグズリーノを見て、鬼は「もっとゆっくり働け」と注文します。しばらくして家に帰りたいとグズリーノが言うと、鬼は金のうんこをするロバをおみやげにくれます。ところが、そのロバを帰る途中で宿屋のおかみさんに取られてしまいます。グズリーノは泣きながら鬼の家に戻ります。鬼は次の宝物をくれますが・・・。三つに別れた舞台で、幼児の好きな繰り返しのリズムに乗ってイタリアの昔話を伝えます。
脚本・演出|西村和子 美術|永島梨枝子 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
お腹を空かせたきつねがうさぎを追いかけています。ちょうど谷間にかかっていた橋にやってきた時、はげしい嵐に橋が壊れて、残ったのはシーソーのような1本の丸太のゆらゆら橋と、その両端に取り残されたうさぎときつね。前に進んでもゆらり、後ろに下がってもゆらーりと、身動きがとれません。そのうち日が暮れて夜になります。絶体絶命の状況下、一夜を共に過ごしながら2匹はどうなるのかな?
原作|きむらゆういち(福音館書店刊)
脚色|高平和子 演出|東口次登 美術|松原康弘 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
キリンさんの首は、どうして長いの? ぞうさんの鼻は、どうして長いの?
昔むかし、ぞうさんには短い鼻が顔の真ん中にちょこんとついていました。高いところにある黄色く熟れたバナナを、どうしても食べたい子ぞうのコロコロくん。好奇心にあふれたコロコロを主人公に、どうしてぞうさんの鼻が長くなったのか、人形劇で見てみることにしましょう。ジャングルも動物もすべて、ペーパークラフトの柔らかい表現を目指しました。生き生きとした動物たちの世界をお楽しみ下さい。
原作|R・キップリング 脚本・演出|東口次登 美術|秋山美歩 音楽|一ノ瀬季生
(上演時間 約25分)
昼寝をしているサンタクロースのところにやってきたのトナカイは「クリスマスですよ」と大慌て。
プレゼントを届けようよそりに乗ったサンタさんとトナカイは煙突のある家を見つけました。煙突から入ろうとするサンタさんは・・・。
クリスマス限定の作品です。素敵なクリスマスソングとともにおしゃれな人形劇をお楽しみ下さい。
作・演出|東口次登 美術|永島梨枝子
(上演時間 約25分)