死と再生・生きものたちの物語

主催 JT生命誌研究館
共同制作 人形劇団クラルテ

(生物の研究を舞台で表現する試みです。テーマは死と再生。)

2003年3月8日(土)午後6時開演

会場JT生命誌研究館1Fホール
(高槻市紫町1−1)


高校生のヒロシとあゆみは、恋人どうし。
でも、ヒロシは癌で死んでしまいます。
あゆみを慰めようとする鉄男。
生きもののすきだったヒロシの思い出を辿りながら、
二人は、死ぬってなんだろうと考えます・・・。

(写真は稽古風景です)


”あゆみ、君は死なない生きものがいるって知ってた?
生きものは本来死なないんだよ。切っても切っても
元に戻るものもいるんだ。”
”それじゃあ、人間はなんで死ぬの?ヒロシ、あなただって・・・。”
”僕はね、体細胞なんだよ、死すべき体細胞。僕だけじゃなくて、いつかは君も。だけど、人類としてはずっと続いていく・・・。”

ヒロシは死んだ。
あゆみと鉄男に残したものは・・・



ヒロシを回想する中で
スクリーンにさまざまな小さい生物が映し出されます。

二つのゾウリムシ

和紙製のゾウも

劇の最後に舞台をヒマワリが埋め尽くします。


当日は生演奏ですよ(^_^)!
バリトンの片桐さん、作曲とシンセサイザー演奏の一ノ瀬、「音登夢」のお二人がバイオリンとチェロです。

声の出演には関西芸術座の若手が参加します。
稽古は劇団のアトリエにて。



本番

生命誌研究館のスタッフの思い