瓜子姫とあまんじゃく

日本の昔話より

昔むかし、あるところに爺さんと婆さんがおりました。婆さんが川へ洗濯に行くと、川上から箱が2つ流れてきました。「からっぽの箱はあっちへ行け、中身のある箱はこっちへ来い。」箱の中にはでっかい瓜が1つ。その瓜を切ってみると、なんと可愛い赤ん坊が飛び出しました。やがて赤ん坊は美しい瓜子姫になりました。そこへ、いたずら者のあまんじゃくが山から下りてきて・・・。誰もが知っている瓜子姫とあまんじゃくの、ほのぼのしたものがたりです。
1986年度 国際エスペラント人形劇フェスティバル特別審査員賞

脚本 吉田清治
演出・美術 万玉秀樹
音楽 杉田信博
上演時間 約25分

(同時上演:「おおかみと七ひきのこやぎ」)