第22回鹿児島県子ども芸術祭典  黒島公演

 鹿児島県薩摩半島の南西50キロにある三島村(竹島・硫黄島・黒島)の西端に位置する黒島にて、今回22年ぶりにクラルテの公演が行われました。周囲が15,2キロの標高500メートルを超える山々が連なり平地はほとんどのない黒島、かつて、有吉佐和子の
小説「わたしは忘れない」のモデルになった島です。わたしも22年前の忘れられない公演でした。今回は劇場で祭典を経験してこられたお母さんが中心となり実行委員会を結成して、住民の皆さんの協力を得て実現しました。大里小・中の子どもたちもとても楽しく準備をして、心待ちにしてくれていました。

 当日は受付から会場設営からすべて、みんなで創り上げ、人形劇を体いっぱい楽しみ、1才から90才のおばあちゃんおじいちゃんまで会場は暖かい笑顔で包まれました。

 来年もまたきてね〜と港で手を振って見送ってくれた島の皆さんの心に大きな感動を頂きました。
 次は竹島・硫黄島へもお芝居を届けられるよう大人達が手を繋いで夢を繋いでいこうとおもいます。