11ぴきのねことぶた

2025年度「第127回 こどもの劇場」公演決定!
詳細は決定次第掲載いたします。【公演一覧】でご確認ください。

原作 馬場のぼる(こぐま社刊)
脚色・演出 東口次登
人形美術 永島梨枝子
舞台美術 西島加寿子
音楽 一ノ瀬季生・茨木新平
照明 永山康英(永山照明事務所)
舞台監督 奥洞昇
舞台監督助手 日高拍
制作 松澤美保
写真 田嶋哲(スタジオ・パール)
おひさまJr.カルテット
舞台手話通訳 久保沢香菜・三田宏美・井上友裕 他
手話監修 徳江サダシ
上演時間 約1時間30分(途中休憩15分含む)

ものがたり

11ぴきのねこが旅に出ました。
旅先で一軒の古い家を見つけ、誰も住んでいなかったので掃除をして、
「この家をわれわれのすみかにしよう!」と、ねこたちは大よろこび。
そこへ、ぶたさんが訪ねてきました。
「このへんに、僕のおじさんの家があるんだが、こちらですかな?」
慌てたねこたちは知らんぷり。ぶたさんは自分で家を建てることに。
ねこたちも手伝って素敵な家が完成!ねこたちは新しい家が気に入って
“11ぴきのねこのいえ”にしてしまいます。しかしせっかく作った家は
風に飛ばされ大失敗!
それでもねこたちは明るく元気に生きていきます。

 

~おおらかに~

11ぴきのねこはやんちゃで、仲間とあそぶのが大好き、物を作るのも大好き。
きっと想像力がたっぷりとあるのですね。でもぶたさんの家を横取りする悪いところも。
一方ぶたさんは怒らない、ありのままを受けいれ、とっても〈おおらか〉なんです。
この対照的なねことぶた、こどもたちはどっちを応援してくれるでしょう?
失敗をしないさせないことが多くなった世の中で、
おおらかで伸び伸びと楽しめる人形劇をお届けします。
脚色・演出/東口次登